アバレンボ将軍ピンボールマシン

遷画~シルクロード


 

自由に画像を並べ替え、文化の変遷を見つけよう。 2011年10月20日、東洋文庫ミュージアムに登場

「遷画(せんが)~シルクロード」とは

国立情報学研究所「ディジタル・シルクロード」プロジェクトは、シルクロードの文化遺産に関する資料などのデジタル化、デジタルアーカイブの構築とウェブサイト上での公開などに関する研究を、情報学と人文学の研究者が協力しながら進めています。

「遷画~シルクロード」は、デジタル化したシルクロードの専門書(国立情報学研究所『東洋文庫所蔵』貴重書デジタルアーカイブ)を一般の方々にも気軽に活用してほしい、 という考えのもとにデザインしたシステムです。シルクロード各地の文化遺産―遺跡や寺院の仏像・壁画など―を記録した数千枚の画像からお気に入りの画像を選んで並べ替え、個人の自由な発想のもとに仮想的な展示を制作することができます。

東西交易路としてのシルクロードを、文化が変遷や融合を重ねつつ伝播していく様子を楽しみながら、あなた独自のシルクロードを見つけてみてください。

「遷画~シルクロード」とワークショップ

「遷画~シルクロード」は、ディジタル・シルクロードのアウトリーチ活動の一環として、主に子どもたちを対象としたワークショップにて活用してきました。 そして多くの子どもたちが、初めて見るシルクロードの文化遺産に親しみながら、仮想的な展示の制作(キュレーション)にチャレンジしてきました。

展示の制作にあたっては、他者が過去に制作した展示から学びつつ、そこに自分の創造性を加えていくことが重要になります。文化遺産を自分なりに解釈するという体験を通して、個人ごとに視点や解釈が異なることや、ストーリーを考えると展示が面白くなることなどへの気づきが得られました。

「遷画~シルクロード」と東洋文庫ミュージアム

ミュージアムはこれまで作品鑑賞の場として発展してきましたが、近年はワークショップのように、人々が能動的に参加する双方向的な体験の場としての価値が高まりつつあります。そこで国立情報学研究所は東洋文庫ミュージアムと協働して、ミュージアム所蔵品を組み合わせて制作した仮想的な展示を、オリジナル絵はがきとして印刷できるシステムを構築しました。

ミュージアムと人々との関係は、館内で制作した絵はがきをミュージアムショップから持ち帰るという一過性の関係にとどまらず、ウェブ上に展示して友人たちと共有するという「開かれたミュージアム」へと広がっていきます。所蔵品と能動的に関わることのできる場を築くことで、人々がミュージアムを身近に感じるきっかけを生み出せればと考えています。

「遷画~シルクロード」の東洋文庫ミュージアム版とウェブ版の違い

東洋文庫ミュージアムで体験できる「遷画〜シルクロード」は、基本的に本サイトで体験できるウェブ版と同じものですが、以下の点で異なります。

1. ミュージアム版で作成した絵はがき(壁紙)には「東洋文庫ミュージアム来館記念」等のメッセージを入れることができますが、ウェブ版で作成した絵はがき(壁紙)にはメッセージを入れることができません。

2. ウェブ版ではBGMが流れますが、ミュージアム版ではBGMが流れません。

3. その他にも細かく見ていくと、機能が異なる場所がいくつかあります。

東洋文庫ミュージアム

〒113-0021 東京都文京区本駒込2-28-21
駒込駅(JR山手線・東京メトロ南北線2番出口)徒歩7分
千石駅 (都営地下鉄三田線A4番出口)徒歩7分
上富士前(都営バス上58系統・茶51系統)徒歩1分

「遷画」とは、デジタルアーカイブの一つの表現方法として、ディジタル・シルクロードが提案している造語です。「遷画」は、複数の画像を自動的に次々に切り替えていくことで変遷や多様性を見せることができる、つまり「遷」りゆく「画」という、インタフェースの動的な側面を表しています。同時に「遷画」は、「千画」という音を重ねることで、多数の画像(千画)を一覧し、整理して、公開することができるという、インタフェースの対話的な側面も表しています。

ページトップへ